ここから始まる、新しい生活・・・
2024-12-17 鹿児島県の建設コンサルタント業では、県内トップクラスを誇る新和技術コンサルタント株式会社。川内駅から徒歩5分に位置する事業本部では、100名弱の社員が働いています。
2022年には、設立50周年を迎えました。建設コンサルタントの仕事は、社会の基盤となる道路や施設の計画設計、災害時の復旧活動、地球環境や文化財を守る等多岐に渡ります。よりよい町となるよう、道路や河川、公園や農村整備、都市計画、それらに関わる調査・測量、計画・設計を担います。
現在、川内事業本部では、技術者を募集しています。縁の下の力持ちとも言える建設コンサルタントの仕事と、地域に根付いた会社だからできること。地域に根付いた、ひとを思う仕事がここにあります。
社会基盤の根幹を担う
新和技術コンサルタントは、測量・設計から施工後の維持管理まで行う、その土地や環境に寄り添う建設コンサルタントです。設計に必要なデータを集める測量調査や、公共事業を遂行するための用地・補償業務、道路や橋・公園、上下水道・用排水路等の設計業務を担います。また、施工後も周囲の自然環境が良好に保たれているか、老朽化した建造物に対して、補修や作り替えが必要かどうかを確認するための調査も担います。
暮らしを守り、命を守る
洪水や地震で被害に遭った川の堤防や道路などを復旧にも携わります。専門家として、被害状況の調査、速やかに復旧するための計画や設計に携わります。実例として、熊本地震発生時には、国土交通省国土地理院の依頼を受け、地盤の変化に関する調査も実施しました。非常時にも、技術者として、専門技術をもとに助言や提案、計画策定を担います。
作って終わりではない
生活環境や生物環境への影響を経過観察する環境調査課、開発の過程で出土した文化財の調査・記録を担う埋蔵文化財調査課があるのも新和技術コンサルタントの特徴です。環境調査までするコンサルは珍しく、県内でも2~3社のみ。今ある自然を次の世代にも残すため、生き物や植物の環境も守りながら、町づくりを進めます。
ひとを思いやる仕事
設計時には、予算や状況に合わせ、複数のプランを提案します。プランを作る過程で、「地元の方の意見を聞いて、その土地にあったものを作っていく」と語るのは設計Ⅱ課部長の出口さん。
区画整理の対象になっていた土地にあった井戸。先立たれたご主人さんが最後に掘った井戸を残したいという奥様の声を受け、井戸を取り壊さずに済むプランを設計に落とし込んだ出口さん。
結果、複数のプランから、井戸を取り壊さずに進めるプランが通りました。全ては難しいけれど、守られるものは守りたい。その土地に思い入れを持つ人の心も支えています。
ステップアップのサポートも
業務の品質の向上を目指し、改善点や工夫点、苦労や失敗などを共有する社内での技術発表会も実施しています。また、資格取得に向けた勉強会もあり、合格後には表彰制度もあり、モチベーションも高まります。会社からのサポートを受け、未経験からステップアップを重ね、活躍している社員もいます。
新入社員の後藤さんもこれからの資格取得に向けて勉強中です。
地域そして家族との時間を持てる
年に1回の社員旅行、川内のはんや祭り等地域の行事を参加、業界団体のレクリエーション大会への参加など、地域と関わる機会もあります。また、営業所は九州一円にありますが、川内勤務の場合、転勤や長期出張はありません。川内駅から徒歩5分の本社は設立15年目。駅を利用するときには、会社の駐車場を利用できるというメリットもこそっと教えていただきました。
町づくりの基盤を支え、ひとを思う新和技術コンサルタントの仕事。地域・家族との時間も大切にしたい。未経験からのステップアップのサポートも受けながら、身につけた知識と積み重ねた経験を活かしていける。地域に根付き、ひとを思う、心あるまちづくりの仕事がここにありました。
多様なライフスタイルのお客様を受け入れるお店づくりで、地域にとって日常生活の頼りどころとなっている地域密着型の大型スーパー「A-Z」(株式会社マキオ)。現在、A-Zあくね、A-Zかわなべ、A-Zはやとの3店舗を展開しています。コンセプトは、地域の皆さんの日常生活のお手伝い。
広大な敷地内には、食品や文具・衣料品をはじめ、薬局やコインランドリー、カー用品・車検場まで取り扱いがあり、文字通りAからZまで日常生活に必要なものが揃います。
現在、A-Zあくねで働くスタッフを募集しています。
1997年のオープン時には、過疎化の進む地域では難しいと考えられていた24時間営業の大型スーパー。年間の集客数は650万人以上、品揃えはなんと40万アイテム以上。大型店では日本初となる年中無休24時間営業を実施したのもA-Zあくねでした。
商品が多岐に渡るA-Zのお店づくり、そして、そのお店を支える組織づくりには、これまでの常識が覆されます。「スーパーで働く」と聞くと、商品を陳列・レジをする等の作業がメインのイメージを持ちますが、A-Zでは、商品の仕入れ、値付け、レイアウトまでもが売り場の担当者が担います。それは、毎日売り場に立ち、お客様とコミュニケーションをとっている担当者が何が売れていて、お客様が何を求めているかを分かるから。
地域のお客様に向き合い、自ら考えて動いていく。そうしてお客様に求められる売り場、ひとりひとりの従業員の気づきやアイデアが反映される売り場がつくられていきます。
多種多様な品揃えはお客様の声から
A-Zと言えばしょうゆの品揃えが豊富なことでも有名です。その数、284種類。ここまでたくさんの種類のしょうゆが集まったのは、お客様の声に寄り添った売り場作りがあったためです。ある時は、「九州のしょうゆは甘くて口に合わない」との関東出身のお客様の声から、関東のしょうゆを仕入れ、またある時には、「アレルギー対応のものはありますか?」との声に応えるために、専用のしょうゆを取り寄せることもありました。このアレルゲン対応のしょうゆを求め、隣県からわざわざ阿久根へ足を運ぶお客様もいらっしゃいます。
また、店内には「あるがままコーナー」と呼ばれる地元で作られたものや、伝統製法によっ
て作られたもの、自然のままで環境にやさしいものを取り扱うコーナーもあります。こちらのコーナーでは、お客様が直接意見を寄せられるボックスも設置されています。有機や無添加にこだわるお客様の要望にも応える工夫がされています。
効率よりもお客様の喜びを優先
お店へと訪れるお客様それぞれに求めるものは異なります。仏壇や金庫、風呂釡など1年に数個しか売れないものだとしても売り場に置くのは、その商品を必要としている人がいるから。「まさかないとは思っていたのに、ここへ来たらあった」という喜びをお客様に提供するのがA-Zらしさとも言えるかもしれません。
流行りや売れ筋商品だけを並べることはせず、一人でもその商品を求めるお客様がいるならば、その人のために商品を仕入れる。効率性や経済効果も必要ではありますが、なによりも優先すべきは、お客様にとって満足のいく売り場であり、喜んでもらえる品揃えです。
『三方良し』の関係性づくり、そして地域のインフラへ
また、地元の取引先も大切なお客様。地域との共存もA-Zが大事にしていることのひとつです。問屋・店舗・お客様の『三方良し』、みんなが利益を得られるように。地元の取引先を最優先に仕入れを行います。お客様の求めるものを取りそろえ、売り上げが伸びれば、地元の事業者への発注も多くなります。その利益がまわり巡って地域全体の活性化にも繋がっていきます。
地域に寄り添ったお店づくりを大切にするA-Zあくねですが、非常時にもその気持ちは変わりません。オープン後間もなく大きな台風が直撃し、お店の中は水浸し。こんな時こそ地域のために、と閉めることはせずに炊き出しなどを行って営業しました。地域を想い、日々の生活のお手伝いをする。小売業という枠にとらわれない、地域の人々にとって欠かすことのできないインフラ的存在になっています。
従業員のその人らしさが生きるように
A-Zあくねの従業員数は約280人。20代~80代まで、幅広い年代の人が働いています。食料品から日用品、衣料品、車などの部門に分かれており、それぞれの部門には部門長がいて、売り場が成り立っています。なお、トップダウンではないので、自ら考え働くことができ、36部門あるので、いろいろなことが学べるやりがいのある組織です。
また、従業員ひとりひとりの適性に基づいた配属で、その人らしさが生きるような組織づくりが特徴的です。例えば、衣料品部門では、若い人が着るような洋服が衣料品売り場に少ないことを課題に感じた衣料品の部門長から、若手社員に「自分が着たい、あるいは若い人が求める商品をピックアップしてほしい」と売り場作りを任せられるケースもあります。
社員とパート・アルバイト、年齢の枠組みを超えて
また、勤務形態の違いから形式上、正社員やパート・アルバイトといった名称の違いはありますが、そこに待遇や報酬に差はほとんどありません。パートであってもボーナスの支給、有給取得など正社員と変わらない待遇が準備されています。
どの勤務形態でも、同じ仕事をしているから、待遇も同じ。年齢や経験年数といった数字にとらわれることなく、自ら考えて挑戦していける環境があります。
マニュアルはない ー 毎日の仕事、日々の生活が勉強
A-Zには、マニュアルがありません。新入社員研修でも、ひとりひとりに合わせた研修プログラムがつくられます。半年かけ、さまざまな部門を経験したのちに、適性をもとに36部門のいずれかに配属されます。
現場の担当者は、毎日お客様と会話をして、陳列をして、何が売れていて何が求められているのかを肌感覚で養い、仕入れから値付け、売り場でのレイアウトまでをも一貫して担います。データやマニュアルに頼らず、売り場に立って、お客様の声を聞いて、担当者自身が商品の仕入れを行うため、売り場には従業員ひとりひとりの気づきやアイデアが反映されていきます。
お客様の役に立つことを大切にしたお店づくり、従業員ひとりひとりが考えて動くマニュアルのない組織づくり。従業員からは「お客様とのコミュニケーションにより色々な知識が増えとても勉強になる」「マニュアルがなく自由に仕事ができる」「自由に売り場作りができてやる気があればいろいろ挑戦することができる」といった声もあります。ここで、A-Zで学びたいと中途採用で入社した久保さんにお話を伺いました。
Q、久保さんがA-Zに入社したきっかけはなんですか?
前職は、病院の給食を作っていたのですが、働いていくうちにいろんなことを経験したいと思い始めました。出水市出身の自分にとって、近郊ではA-Zあくねが1番たくさんものがそろっているので多くのことを学べる場所だと思い、入社しました。
Q、普段の仕事内容について教えてください
普段は、玩具文具部門に所属しています。仕事内容は、品出しや値付けをメインに、お客様が取りやすく、見て分かりやすく、そして欲しくなるように商品を陳列し手に取りやすい売り場作りを意識しています。また、担当の売り場をメインにレジ業務も行っています。
Q、実際に入社して感じた会社の雰囲気や、いいなと思ったところはありますか?
フレンドリーなところですね。いい意味で上下関係が無く、トップダウンではないので。締まるところはしっかりと仕事をして、休憩中だったりとか、その落ち着いてきた時間帯に話をしてコミュニケーションをとっています。店長も毎日売り場を回っていたりするので、フラットな関係性を築けることがいいところであり、この会社ならではだと思います。
Q、A-Zはお客様の声をもとに、久保さんが取り扱いたい商品はありますか?
『録音機能がついたメッセージカード』がありますね。バースデーソングを歌ってくれるカードは取り扱いがあるんですけど、録音機能がついたものはなくて。問屋さんに確認して仕入れておいたら、選択肢の幅も広がって楽しいのかなと思います。ひとりの方が欲しいものって、きっと他にも欲しい方がいらっしゃると思うので。
Q、これから頑張りたいことや今後の目標を教えてください
お店の売り場の商品の数は豊富なのですが、多いがゆえにお客様も目移りして何が良いか分からなかったりするのではないかと感じています。お客様の目線に立ち、よりよい見やすい売り場作りをしたいと思っています。
Q、実際に久保さんが働いてみて、どのようなひとが向いている職場ですか?
A-Z自体が他のスーパーマーケットに比べると、お客様との距離が近いと感じます。お客様との関わり、スタッフ間とのやり取りなど、人との関わりが好きな人、コミュニケーションを積極的にとることができる人はこの仕事に向いていると思います。
A-Zが掲げる「地域の皆さんの日常生活のお手伝い」というコンセプト。その理念に基づいたお店づくりと組織づくりが行われているA-Zあくね。求める人材は「素直な人」「楽しく仕事をしたい人」。
家の次に長くいる場所である職場で、現在働いている人も、これから働く人も楽しく仕事ができるように。地域に寄り添い、従業員ひとりひとりに寄り添うA-Zあくね。自ら考えて動いていける、ひとりひとりの気づきやアイデアが反映される、そんな職場が待っています。
「多様な人を受け入れるホテルだからこそ、多様な人が働いていていいと思う。」そう語るのは、お宿みどこいの支配人安部典俊さん。
安部さん自身は、北九州出身で、奥様のご実家のあった阿久根を訪れた際に、自然が近く食べ物が美味しいことに感動しIターン。合同会社あくね舎のメンバーとして、阿久根のまちづくりに携わっています。
2020年2月27日に開業した宿泊特化型スマートホテル「お宿みどこい」は、ビジネス・旅行・帰省など、さまざまな目的を持って阿久根へ訪れる人々を受け入れています。セルフチェックインの導入や、他言語での電話対応をするなど、どんなお客さまでも受け入れられるように、さまざまな工夫が凝らされています。
現在、お宿みどこいでは、フロントスタッフおよび清掃クルーを募集中です。
少人数でまわしているスモールホテルのため、決まりきった縦割りではなく、それぞれ役割を縦断しながら仕事をしています。訪れるお客様もここで働く人々もそれぞれの「あくね時間」を過ごしています。
通過地点であった阿久根にとどまるきっかけに
「一般社団法人あくね夢のまちプロジェクト」から生まれたお宿みどこい。阿久根を思う人々が、行政や民間の垣根を越えてこのプロジェクトを推進しています。阿久根駅から繋がるまちづくりとして、2014年にリニューアルした阿久根駅とトーンを揃え、木の温もりを感じられるホテルとなりました。
まちづくりの一貫としてのスモールホテル
お宿みどこいに使われている木材のほとんどは、地元の木材屋さんから仕入れた阿久根産のもの。こちらの木材屋さんも、夢のまちプロジェクトのメンバーです。地産地消、業界の垣根を越えて、まちづくりを担います。
古いものをどう新しく残していくか
お宿みどこいは提灯のマークが印象的です。阿久根の祇園祭では、軽トラックに提灯を下げて町中を巡る文化があり、その祭りで使われる提灯から着想を得たデザインになっています。また、「三月十日祭り」と呼ばれる航海の安全を願う祭りがある際に、お弁当を作る慣習があることから、宿で提供している朝食もお弁当です。阿久根じかんを過ごす場所として、阿久根の昔からある文化を織り交ぜつつも、今の時代に合わせたスタイルで残しています。
お宿みどこいホームページ(https://oyadomidokoi.com/)より引用
多様な人を受け入れられる宿になるために
冒頭にもあった「多様な人を受け入れるホテルだからこそ、多様な人が働いていていい」という安部さんの言葉の通り、ホテルで働くスタッフもそれぞれのライフスタイルを持って働いています。また、支配人の安倍さん自身は、ホテル経営のかたわら、地域通貨を「あくねみどこいアプリ」の開発や、再生可能エネルギーを見据えた事業も行っています。
スタッフの年齢は、30代から上は60代まで年代もさまざまです。オープン当初から勤務しているフロントスタッフの松永さんは、阿久根に引っ越した際に、新しいホテルができると聞き、入社。「仕事とプライベートがきっちりと分かれていていいですね」と、話します。
求める人材は、「あくね時間を楽しめる人」。海にほど近く、サーフィンのできる場所としても人気な阿久根。港町の豊かな食文化、地域にゆかりのある人。それぞれのあくね時間を楽しみながら、お客様を迎える仕事がここにはあります。
10代後半から、父の髙﨑剛志さんが経営する髙﨑畜産で勤務していた髙﨑淳一郎さん。高崎畜産から暖簾分けをして、2007年(当時24歳)に「髙﨑ファーム」を立ち上げました。さつま町を見下ろす山の上にある広大な敷地はもともと養豚場として使われていた土地。現在、この農場で3,500頭を超える牛を育てています。
現在、髙﨑ファームでは、畜産作業員を募集しています。 北さつまのオリジナルブランド牛を育ている半家族経営のこじんまりとした農場ですが、若さと勢いはとびきりです。
北さつまのブランド牛を育てる
髙﨑ファームでは、オリジナルのブランド牛「北さつま高崎牛」「西郷どん牛」を飼育しています。出荷先は、東京・福岡の食肉市場、鹿児島の食肉加工場がメイン。生後3週間くらいの子牛を各地から買い付け、出荷までおよそ25ヶ月から30ヶ月までの牛を育てています。設立当初は200頭程度でしたが、10年足らずで3,500頭になりました。髙﨑畜産と合算すると、現在6,500頭。「次の目標は10,000頭」と勢いとどまらず、現在も牛舎は増設中です。
循環型の事業経営
髙﨑畜産と合わせて取り組んでいるのが、循環型の事業経営。家畜排せつ物の利活用の一環として、堆肥を自社の飼料耕作地へ集め、その耕作地できた稲を牛の肥料として使っています。
農場への住み込みもOK
現在、正社員4名・パート1名、技能実習生3名が働く髙﨑ファーム。半数が髙﨑さんのご家族です。半家族経営のアットホームな農場では、牛を買い付けに訪れる場所で農大の卒業生も受け入れており、最年少は21歳。研修としての受け入れ等、期間限定で働く作業員もいるため、敷地内に住み込みができる宿舎(無料)も完備しています。
畜産作業員として一人前になるには
「一人前になるには2年」と淳一郎さんは語ります。なぜ2年なのか。それは髙﨑ファームで受け入れた子牛を出荷するまでにかかる年月でした。もちろん、先に飼育していた牛の出荷作業は毎月あります。しかし、最初から最後まで面倒を見るには、1年半から2年かかります。その経験を経て、畜産作業員としての仕事が一通りわかるようになります。
畜産作業員の仕事内容
基本的には、まとまって一緒に行動して仕事する畜産作業員の仕事。朝は7時から、昼休憩を挟み、5時頃まで、遅くても6時には終了します。作業員さんの仕事としては、餌やりと出荷前の手入れ、牛舎の掃除がメインになります。
一番最初に覚えるのは餌やりです。最初は1頭あたり1日2キロ程度ですが、月齢を重ねるにつれて3キロ、4キロ、5キロで最大10キロ食べるようになります。1頭10キロと聞くと、とても大変な作業に聞こえますが、作業車を使って藁を砕き、餌はレーンで自動的に運ばれます。細かな量の調整や、餌を食べに来ていない牛を見つけるなど、体調面の管理も作業員の大切な仕事です。
また、「ジョカク作業もあります」と淳一郎さん。聞き慣れない単語ですが、ジョカクとは除角、つまり牛に生える角を切り落とすことです。他の牛たちに傷が入らないように、作業に入る人間が怪我をしないようにするための大切な仕事のひとつです。基本的には、どの作業も数人でまとまって作業をするため、未経験からでも先輩に着いて教えてもらいながら作業を進められます。
母牛小屋の一角には可愛いらしいポニーが飼われていました。「僕の子供に見せようと思ったら怖がってしまって」と笑う淳一郎さん。半家族経営のこじんまりとした農場ならではのほっこりとするエピソードでした。
求める人材は「真面目な人」。まったくの未経験からでも、少人数の規模感、20~30代を中心とした若い農場です。若さと勢いのある農場で働いてみませんか?